参議院選挙での歴史的大敗を受けて日本共産党の第6回中央委員会総会が行われています。
私は臨時党大会を開いて、とにもかくにもこの歴史的大敗を、中央役員だけでなく、全党員が議論すべきであり、その議論のために必要なデータ(大規模な市民への調査、有識者への聞き取りなど)を中央として整備して出せ、と提案してきました。
しかし、決議案は出たものの、そんな方向はみじんもありませんでした。党大会にいたっては、規約上一番遠い時期に追いやられました。なんとしても全党で議論することだけはしまいという強い意思を感じました。
正直、がっかりです。
決議案に思うことはいろいろありますが、そういう個々の問題じゃないんです。
いま、全党で徹底的に議論せよ、全員の明確な意思を反映させ、戦略の見直しをすべきだということなんです。なぜ中央委員だけで話し合って終わりなのか。
それなら、6中総決定を、これらか1か月で全党員が読んで投票してもらったらどうでしょう。秘密投票で賛成・反対・保留を聞くのです。もちろん過半数が(読んで)参加することが条件です。
中央委員会が、内外のいろんな意見にも耳を傾けた、徹底討議した、というのであれば自信があるはずです。
もし賛成票が多ければ、私がいくら疑問視していても、党員全体はこの方向でやろうと思っているのだとわかります。投票に参加した党員にも自信になることでしょう。*1