東京都議会議員選挙が終わりました。
私も東京に行ったり、戻ってきてリモートでつながったりして、選挙や都政関係の支援をしました。
主に、ビラづくりやポスターづくりを支援しました。東京に行っている間だけでなく、福岡にいながら四六時中いつでも支援できるというのは、なんというか、昔からは考えられないですね。
たとえば、このへん、私です。
日本共産党の都議選政策ポスターができました。
— 大野たかし (@koredeiinoka) 2021年6月25日
人の命より五輪を優先している、小池都政並びに自公政権のおかしさが印象深く表現されています。
他にも、コロナ対策・病院問題・子どもの国保料問題などのポスターもあります。
都民の方々をはじめ、多くの人に見ていただければと思っています。 pic.twitter.com/48b3yxjDzs
自分がかかわったものが、現地で使われていると嬉しいですね。
終わった後でも使われていればなおさらです。
もちろん、制作に責任を持っているのは共産党の東京都委員会であり、中央委員会ですから、私はそこに起草・起案であったり、デザインであったり、そういう形で参加しているに過ぎないわけですが。
今回、東京のビラづくりにかかわってみて、少なくとも私が行ったところは共産党の地区委員長(もしくはその代理)の方が「ビラづくりは共産党の論戦の基調をあらわすものになる」と考えて、会議に正面から参加されているのがとても印象的でした。
ある地区委員会では、地区委員長自身がビラのラフを切ってこられました。会議の議論で最終的にはそれは採用されなかったんですが、地区委員長の責任感・意気込みと会議の自由な雰囲気が素晴らしいと思いました。
私は、政治ビラの場合、政治的な責任者が担当者に「丸投げ」をしてしまうのはどうかなといつも思っていました。他方で、政治的な責任者がデザインや表現の細かいところにこだわりすぎるのも現場や担当の創意をすりつぶしてしまう(あるいはそれはトップの仕事ではなく、他のことにリソースを割いてほしい)ので、そういうのも困るなと思います。
企業広告だと社長などが広告を最終決裁することはあまりないかもしれませんが、企業の広告と違って、政治では論戦は中心問題になります。だとすれば、戦略的な方向性の議論に関わり、プロセスは担当者に任せ、最後に責任をもって決裁する、という関わり方が理想だと思います。
東京ではそういう現場が多くて、気持ちよく仕事ができました。