藤野やすふみ衆議院議員(日本共産党)が私を応援してくれた時の挨拶(の一部)です。
他にも仁比聡平参院議員、田村貴昭衆院議員、赤嶺政賢衆院議員(いずれも日本共産党)が応援の演説をしてくれているんですが、文字起こしなどの都合で紹介ができていません。深く感謝申し上げるとともに、お詫びをします。
みなさん、こんにちは。
日本共産党衆議院議員の衆議院議員の藤野やすふみと申します。北陸信越ブロックというところから国会に送っていただいています。ただ、生まれはこの福岡県で、高校まで福岡におりました。私、今日実は無理をいいましてかみやくんの応援をさせておほしいということで来させていただいたんです。午前中佐賀県で赤旗まつりがありまして、それ終わってこちらにかけつけたんですけども。
大学の同級生なんだけども
かみやくんと私、同級生で法学部で学部も同じということで…彼はご承知のように本当に博識で頭が良くてですね、社会科学系サークルという学問系のサークルに入っておりました。私は体育会系、サッカー部に入っておりまして、どっちかというと武闘派だったんですけども。そういう方向で違いはあるんですけども、やはり同時代を過ごした親友中の親友であります。ぜひ、みなさまに押し上げていただきたいと思っております。
そして、同時に私、何も友だちだから応援に来たというわけではなくて、彼は本当に福岡市長にふさわしい。そういう男だということで、応援にこさせていただいたんです。
福岡市のことを知り尽くしている――共産党市議団の事務局長
まず第1に、やはり福岡市のことを知り尽くしている。共産党の福岡市会議員団の事務局長。私も穀田さんや吉井さんの秘書をやっておりましたけど、議員の活動を支える秘書団、市議団の事務局の活動というのは大変重要なんですね。その人たちがどれぐらいのレベルかということによって議員団のレベルも決まってくる。かみやさんも事務局長としてその市議団事務局をずっとまとめて来られた。なので市のことを本当によく知っているわけです。
もう1つはその活動を通じて、かみやさんは非常に先進的な活動もされてきた。
私たち共産党が出している雑誌で「議会と自治体」という雑誌がありまして、主に地方議員のみなさんが読んでいただいているんですが、この「議会と自治体」にかみやさんたびたび論文を発表されてる。それはそのかみやさんがやったその福岡市で実現した制度が全国でもやるべきだということでそういう全国紙に登場したわけですね。
例えば九州電力の食い物になっている福岡市のごみ行政の問題、「株式会社福岡クリーンエナジー」の問題点を暴く論文を書いています。*1
また、さきほどもお話しありましたけど、移動権の問題(福岡市の生活交通条例についての論文)とか。*2福岡市でやられているみなさんの足を助ける制度があって、こういうのも福岡市で実現したけど、問題も多い。本当に移動権を実現する仕組みづくりを福岡市でも改善していくし、がんばって全国でもやろうじゃないかということで呼びかけているんです。
暮らしで地道な活動――町内会活動
もう一つかみやさんは議会だけでなくみなさんの暮らし、さきほど自治会の話ありましたね。町内会の話。ああゆう活動を地道にやられてこられた。そしてそれで全国でも先進的な活動をされてるんですね。さきほど言ったように全国どこでも担い手がいないとか、いろいろ難しい問題が町内会に押し付けられてきている。かみやさん独自のやり方でいろいろ新しい経験つくったんですね。
それでなんと、NHKのクローズアップ現代という番組、ご存知でしょうか。NHKの中でも私はまじめな番組だなと思うんですが、あのクローズアップ現代にかみやくん登場したんです。その町内会の活動が素晴らしいってことで、NHKも全国で教訓にしようということで2015年の11月4日の放送でかみやさんが登場した。
つまりかみや貴行という人は行く先々で全国の参考になるような例をつくっている。市議団でもつくってる。町内会の活動でもつくってる。だからもし彼が市長になれば、本当にこの福岡市が全国に先駆けていろんな暮らしを応援するそういう制度をつくって、あ、これ福岡市を見習おうというふうになることは間違いありません。彼はそういう人生をずっと歩んできたわけですから。ですからそういう意味でもぜひ押し上げていただきたい、こう思っております。
立場の違う人と話せる――学生自治会の仕事
そしてもう一つなぜかみやくんか。私、市長という仕事、これにかかわることだと思っているんです。行政の長ですから。立場の違いをこえ、考え方の違いをこえ、共同を広げて福岡市を動かしていく。これが市長の役割だと思うんです。
今国会ではね、もうなんか自分のお友だちとか自分の言うことしか聞かない人を大臣にしたりこういろいろする人が総理大臣やってますけども。ああいう人は実は行政の長ではいけないんです。議会でもいろんな立場の違いがある。そういうことを踏まえてそういうのをしっかり受け止めて市民のために仕事をするのが市長だと思うんです。
かみやくんていうのは学生時代からずーっとそういう仕事をしてきた。彼は京大の自治会の委員長をやっていました。そのあと全国の自治会の委員長もやりました。そういう活動の中で本当にいろんな意見の違いはあるけれども、自治会も同じなんです。たーくさん学生がいて、それぞれいろいろ違いはあるけれども一番今、学生の要求なんだろうか。そういう違いを踏まえて、ちゃんと学生自治会で要求を出していく。実現していく。こういう活動やってきた。
だから立場の違いをこえて、共同をひろげるという、そういうことでは鍛え抜かれた人物であります。そういう意味でもぜひ市長という仕事を、今度は市長という仕事をやらせていただきたい。心からお願いしたいと思います。
文化活動の多彩さ――漫画評論
そして最後に、この福岡市というのはアジアの玄関口です。昔から本当に多彩な文化が入ってきて、多彩な民族のやりとりもあったりした。そういう他の都市にはすばらしい文化や芸術がある。かみやくんというのは実は多彩でありまして、「紙屋高雪」というペンネームで評論活動とか、漫画が本当に大好きで、多彩な側面があるんですね。
すごいなと思うのはみなさんもご覧になったかもしれませんが、大ヒット映画「この世界の片隅に」がありますよね、あの原作は、こうの史代さんの同名漫画なんです。
彼は2016年の8月に呉市立美術館に呼ばれて、こうの史代さんの漫画『この世界の片隅に』について講師として講演しているんです。
皆さん、市立美術館に講師として呼ばれた経歴を持つ政令市の市長は、なかなかいないんじゃないでしょうか。福岡市の美術館も呼べばいいのにね。
ですから、やっぱりそういう普通の方々、あるいは保守の方々からも「あ、あのかみやならいいよ」と言ってくれるセンスと人脈を持っている。それがかみやくんなんです。
国際都市であり、文化の豊かな福岡市の市長に本当にふさわしい。それがかみや貴行だと思います。まさに福岡市のことを知り尽くし、そして行政の長としてのその資格も兼ね備える、そして多彩な才能を持っている。これがかみや貴行です。
どうかみなさんのお力で市長に押し上げてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。