高島さん、そんなに怖がらなくても…

 市長選挙はほぼ1対1の対決構図です。

 かみや貴行か、高島宗一郎か。

 

 しかし、高島さん、「公開討論やりましょう」という申し入れについて、19日に回答期限を設けていたんですが、なんの連絡もありませんでした。「回答期日を延ばしてほしい」という連絡さえなし。

 しかも選挙管理委員会の立候補予定者への説明会にも来なかったんです。

 前代未聞

 私の陣営しか来なかった。他にもゼロ。

 いよいよ私の無投票当選か!……って言いたくなりますが、そうはなりません。現市長陣営は後で書類をもらうそうです。

 説明会に来たら私の陣営に追及されるのが嫌だったんでしょうか。

 

  そこまで怖がらなくても……と思いました。

 高島市長、公開討論がそんなに嫌ですか?

 別に形式は協議して決めようって言ってるんですよ。

 もちろん私はアメリカの大統領選挙みたいにたっぷり入り乱れてバトルするやつがいいですが、そうしなくてもいい。

 例えば間にマスコミを入れて、短い時間で決まり切った形式の討論にする……っていう方法だってあるじゃないですか!

 テレビで討論すれば、市民は関心持って見てくれますよ。

 あなたが市政運営に自信を持っているのだったら、堂々とそのことを訴えればいいんです。大丈夫です。あなたはアナウンサーの経験もあるし、テレビ慣れしているじゃないですか。私ごときに負けたりしませんよ。

 

そもそも討論は勝ち負けじゃない

 いや、そもそも討論は勝ち負けじゃないです。

 例えば、私が低所得者層がこんなに増えているけどどうするんですか、と問うでしょ。そうしたら、あなたが「いや、こんな施策やってますよ」と考えてることを言ってくれればいいんです。逆にあなたが、「かみやさん、あなたはスタートアップ支援をやるんですか、それともやめちゃうんですか」「観光はどうするんですか」と問うたらいいんですよ。私が答えますから。

 そうしたら、そこから建設的な考えも生まれるじゃないですか。

 どちらかが選挙で負けても、「あの議論は重要だったね」「あの施策は使えそうだね」って残れば生産的な議論になりますよ。

 お互いに和やかなムードで、福岡市に何が必要か考えるきっかけになれば、素晴らしいじゃありませんか。そう思いませんか。

 

  公開討論しようというのは、伊達や酔狂で言っているわけではありません。

 選挙をやる上での必須の基盤だと思って提案しているんです。

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 例えば、告示後だっていいんですよ。

 衆議院選挙だって党首討論会やるじゃないですか。あんな感じで。

 

例えば「合同演説会」ってやり方もあるよ

 あと「合同演説会」をやるっていうのはどうですか。

 え? 公職選挙法で「複数の候補者による立会演説会」は廃止された?

 そうですね。

 でも面白い質問主意書があるんです。

 大出彰衆院議員(当時)の2003年の質問主意書なんですが、

公示・告示後に、候補者以外の第三者が、街頭において複数の候補者を集めて合同で街頭演説を行わせることは公職選挙法上適法か否か。

 って質問していて、政府は、

候補者以外の第三者の呼び掛けに応じ、複数の候補者が合同で街頭演説を行うことは、公職選挙法第百六十四条の五の規定に従い、演説者がその場所にとどまり標旗を掲げて行う場合又は候補者届出政党若しくは衆議院名簿届出政党等が選挙運動のために使用する自動車若しくは船舶で停止しているものの車上若しくは船上及びその周囲で行う場合である限り、同法上禁止されていない

って答弁しています(強調は私)。

 ってことは、できるんですよ。

 だから例えば、間に誰かを介して呼びかけてもらって合同演説会やるとかいうのはどうでしょうか。もちろん公開討論が一番いいんですが、例えばそんな形式もあるわけですよ。

 

 私には知名度が全くありません。

 あなたはアナウンサーでしたし、今は市長として圧倒的に名前が売れています。

 このままいけばただの人気投票です。

 そんな選挙でいいんですか?

 そんなことになったらまずいんじゃないですか。

 だから、考えてほしい。

 いろんな形があるんだから。

 よろしくよろしく。