高校のさらなる無償化について福岡県知事選挙で議論を

 福岡県の(主に県立の)高校のさらなる無償化について書いてきました。

 授業料を無償にしても、入学金や教科書代、教材費、学校指定用品代、学校徴収金はかなり大きな負担ですよという趣旨です。

 まとめておきますと、

  • 入学金・教科書代・教材費→公費で無償に。
  • 学校指定用品→指定化をやめ自由に。
  • 学校徴収金→教育に必要なものは公費で。任意で寄付を募るものはその趣旨を明確に書いて、自分の選択でお金を出せるように。

ということです。

 県の教育委員会がこれらのお金について「各学校の判断に任せる」ということは単に教育活動の自主性を隠れ蓑にして責任逃れをしているだけのように思われます。

 県教委としてはどこまでを公費負担にするかの明確な基準を示すべきで、その上で各学校の裁量を示すべきではないでしょうか。

 もう少し具体的に見てみましょう。

 まず「入学金・教科書代」をどうするかは明らかに県の判断の領域です。

 次に「学校徴収金」についても、どこまでを公費とするかを基準とすべきですし、また学校が連合体を組んでいる団体の負担金は、公的機関が判断して保護者に求めているお金ですから、県として責任を持った判断をすべきです。

 そして、「学校指定用品」については確かに学校ごとの判断になりますが、ほとんどどこの学校でも制服や指定体操服などを設けている現状を見れば、考え方のガイドラインのようなものを示すべきではないでしょうか。

 

 福岡県知事選挙および県議会議員選挙(補欠選挙)が2025年3月23日投票で行われます。これらの無償化についてきちんと議論してほしいと思います。私は上記の訴えに応えてくれる候補に投票しますし、応えない候補には投票しないと思います。

 

 この福岡県の高校無償化問題の記事シリーズは基本的にこれで終わりです。

 

余談

 私は、この問題についてもしPTAで研究したり議論したりするならPTAに加入して活動していいと自分の娘が通う高校のPTAに申し入れたことがあります(もちろん、やるのは私ですし、他にもやっていいよという有志がいたら大いに歓迎するという前提で)。

 結果は断られました。

 同会規約の「目的」にある「教育振興、発展に寄与する」、そして「事業」にある「教育振興のための調査、研究」「教育環境の整備に関する事業」というのは嘘なんだなと思わざるをえませんでした。だから、PTAには加わりませんでした。

 

 また、ある福岡県議会議員に、この問題で教育委員会に話を聞く場を設けてもらえないか、時間を制限してもいいので、とお願いしましたが、断られました。

 私への主張の賛同ではなく、教育委員会の見解を聞ける場を短時間でもお願いできないかという申し出だったので、それすら否定されたことにかなり驚きました。まあ、そういう議員を応援することは、今後ないだろうなとは思いましたが。