松竹伸幸(ジャーナリスト/「自衛隊を活かす会」事務局長)さんからのメッセージ

 松竹伸幸(ジャーナリスト/「自衛隊を活かす会」事務局長)さんからメッセージをいただきました。ありがとうございます。紹介させていただきます。

 松竹さんは出馬の要請集会にわざわざ京都から駆けつけていただき、あいさつをしてくれました。下記はその前に文章でいただいたものですが、集会でお話ししていただいたこともぜひ機会があれば紹介したいと思います。

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松竹伸幸さん



 

現実と理想の二刀流の人

 

 かみやさんのブログに私が初登場したのは、もう15年前、ある月刊誌に有事法制論を寄稿した時であった。

 

 かみやさんはその全文を掲載してくれて、その理由を「私(かみや)がこの間主張してきた論点とかなり重なっていたから(日本有事は基本的に現行法制で対応できる)」と述べていた。

 

 当時、護憲派界隈は有事法制全面批判の論調だったが、私は日本が侵略された時(有事)の法制は必要という立場で(しかしすでに存在している)、そこに共感してくれたのだと思う。

 

 その後の私は、護憲派にも防衛戦略が必要だと感じて『憲法九条の軍事戦略』を書いたり、元防衛官僚の柳澤協二さんを代表にして「自衛隊を活かす会」をつくったりしたが、その度に、かみやさんは応援のエールを送ってくれた。


 政治家というのは、とりわけ自治体の首長というのは、特定の政策、イデオロギーを持つ国民(市民)の代表ではない。すべての市民の代表である。その点でかみやさんは、護憲という理想でも揺るがないし、侵略にたいする反撃は必要だという現実感覚も持っているし、市民の代表として不可欠な資質の人である。